一度は「仕事に行きたくない」と思ったことがある人は多いのではないでしょうか。
この記事では「仕事に行きたくない!」を解決します。
記事の内容
- 仕事に行きたくないと感じる原因
- 仕事に行けるようになる魔法のような解決方法
私も仕事に行きたくないと感じることがありました。
なぜそう感じるのかの原因を知り、それらの解決策について詳しく解説します。
「仕事に行きたくない!」原因
「仕事に行きたくない」と感じる原因は多くの場合ストレスです。
そのストレスの原因について、まず解説します。
ストレスを感じる原因
「令和4年度厚生労働省労働安全衛生調査(実態調査)」では、「仕事や職業生活に関すること」で「強い悩み、不安、ストレスとなっていると感じる事柄がある労働者の割合」は82.2%となっています。
多くの人が仕事に対してストレスを感じているということですね。
「ストレスとなっていると感じる」主な内容は以下の通りです。
- 「仕事の量」36.3%
- 「仕事の失敗・責任の発生等」35.9%
- 「仕事の質」27.1%
- 「対人関係(セクハラ・パワハラ含む)」26.2%
以上です。
今の仕事があなた自身に合っているの気になるならミイダスその他の原因
「仕事に行きたくない」と感じる、よくある原因が以下の7つです。
- 仕事でミスをした
- 仕事にプレッシャーを感じる
- 仕事にやりがいを感じない
- 人間関係
- 疲労感が取れない
- 長期休暇や休日あけ
- 会社の将来が不安
さきほど紹介した原因を細かくした内容です。
あなたに当てはまるものがあるのではないでしょうか?
仕事に行きたくなる魔法のような10の解決法
「仕事に行きたくない」を解決する方法を10個ご紹介します。
- 相談する
- 日常業務の進め方や時間配分を見直す
- 休息をとる
- 美味しいものを食べる
- 趣味に時間をつかう
- リラックスできる空間をつくる
- 運動をする
- 睡眠をとる
- ストレスの原因を紙に書きだす
- 転職する
1つずつ解説します。
相談する
ストレスを抱えたとき自分だけで解決しようとしても難しい場合があります。
周囲の人に相談するこのメリットは以下の通りです。
- 自分が何にストレスを感じ、どう思っているのかストレスの原因を客観的に見ることができる
- 気持ちを整理することができる
注意点として、相談する相手は選びましょう。
なぜなら、相手によってはあなたの悩みを過小評価したり、必要のないアドバイスをされたりする可能性があるからです。
相談相手は、幅広い視点から物事を見れる人や、経験豊富な人など、あなたの悩みを理解し適切なアドバイスをしてくれる人が良いでしょう。
日常業務の進め方や時間配分を見直す
日常業務に対する心配でストレスを感じている時は業務の進め方、時間配分を見直したり、ガントチャートなどを作成し業務計画を可視化したりする方法があります。
1ヵ月・1週間・1日期間ごとにタスクに優先順位をつけておくことをおすすめします。
時間配分を見直すことのメリットは以下の通りです。
- やるべきことが明確になる
- 不測の事態が起きた時も対応できるようになる
休息をとる
一度仕事から離れて休息をとることもおすすめです。
おススメの休息方法は以下の通りです。
- 実家に帰省して家族とゆっくり過ごす
- 近所を散歩する
- 気の許せる人と一緒に過ごす
心を許せる人と過ごし他愛もない話をすることで、ストレスの軽減ができるでしょう。
プライベートの充実をはかる
プライベートを充実させ仕事のことを考えない時間をつくることもストレスの軽減が期待できます。
- スポーツをして体を動かす
- 旅行に出かける
- 読書や映画鑑賞に没頭する
美味しいものを食べる
美味しいものを食べることで気分があがることありませんか?
- ご褒美としてスイーツ食べる
- いつもよりも少しグレードを上げた美味しいものを食べる
ご飯を食べている時間は仕事のことを考えるのをやめて、リフレッシュの時間にしましょう。
ただし、食べ過ぎは逆にストレスの原因になる可能性があるので注意です。
趣味に時間を使う
趣味によるメリットは
- 趣味の時間中は仕事のことを考えることがなくなる
- 同じ趣味を持つ他業種の人と交流できる
- 同じような悩みをもつ人と悩みを共有できるとこも
特にあなたと同じ悩みを共有できると「自分だけじゃないんだ」と気づくことができ、ストレスが軽減されることもあります。
リラックスできる空間を作る
リラックスできる空間とは
- アロマを炊く
- お風呂に入浴剤を入れてゆっくり湯船に浸かる
- ホットアイマスクで目を休める
などが挙げられます。
まずは寝る前に心身ともリラックスできる空間を作ってみましょう。
運動をする
社会人になると運動をする機会はほとんどなくなります。
運動をすることのメリットは
- 気持ちがリフレッシュされポジティブ思考につながりやすくなる
- 脳内にエンドルフィンやセロトニンという神経伝達物質が分泌されることでストレスが軽減される
ストレスや疲れから休日を寝て過ごすとかえって疲れてしまいます。
休日こそ軽く身体を動かすことから初めましょう。
睡眠を取る
休息の基本は睡眠です。
睡眠の効果は
- 心身の疲労回復
- 脳の休息と自律神経を整える
仕事のストレスが溜まっていると感じている時は、出来るだけ睡眠を取るように心がけましょう。
ただし休日の寝だめ、寝すぎはかえってストレスを大きくする原因になるので注意です。
ストレスの原因を紙に書きだす
ストレスを感じている時考えているだけでは整理されません。
自分がなぜストレスを感じているのかを言語化することはストレスを和らげる効果が期待できます。
言語化する際には紙に書き出す方法がおすすめです。
以下の内容についてあなたの悩みを書き出してみてください。
- ストレスを感じる原因
- 改善が見込めるものか
- 改善するための方法
紙に書いて可視化することで自然と考えも整理されてきます。あなたが取るべき行動や解決法も見えてくるはずです。
転職する
仕事のストレスが本当にやばい時は転職も検討しましょう。
ただし転職活動はしっかりと計画を立ててすすめていきましょう。
金銭的に余裕がない方などは、焦って次の職場を決めてしまいがちです。
焦って転職した結果仕事内容が合わなかったり、ブラック企業だったりすると新たなストレスの原因になります。
仕事に行きたくない人がやってはいけない5つのストレス解消法とは?
ストレスが原因で「仕事に行きたくない」と感じているならストレスを解消する必要があります。
しかしストレス解消のためにやっていること逆にストレスの原因になっていることも。
ここではやってはいけないストレス解消法5つをご紹介します。
- 寝すぎる
- 散財する
- 食べ過ぎこと
- お酒の飲みすぎ
- たばこの吸いすぎ
1つずつ解説します。
寝すぎる
さっきも少し言いましたが、休日だからと昼過ぎまで寝てしまうという方もいるのではないでしょうか。
休日だからと昼過ぎまで寝ると、生活リズムが乱れ、自律神経やホルモンバランスが不安定になることで、かえって体にストレスを与えてしまうことがあります。
また、昼夜逆転して夜に眠れなくなることもあります。
翌日が仕事の場合だと心身が十分に回復しないまま仕事に行くことにもなり、ストレスが溜まりやすくなります。
寝すぎによるストレスを避けるために休日の「寝だめ」はせず、休日もできるだけ平日同様に起床するようにしましょう。
散財する
不要な物を「買いたい!」という欲求にかられることはありませんか?
購入することでスッキリする感覚になりますが、後で「必要なかった…」と後悔したことがある人もいるのではないでしょうか?
感覚を感じたとしても、あとで後悔の念に変わり、より強いストレスを感じるようになるので注意してください。
食べ過ぎ
ストレスを抱えると様々なホルモンの関係で、食欲が増します。
その食欲のままに食べ過ぎると、「食べ過ぎちゃった…」という罪の意識がわきます。
さらに、食べ過ぎた結果、体型が変わった自分の姿を見ることで、さらに大きなストレスの原因になります。
食べ過ぎによってストレス解消出来た気持ちになるのは一瞬です。
その後は、より大きなストレスが確実に返ってくるので、ストレス解消法として食べ過ぎは避けましょう。
お酒の飲みすぎ
仕事のストレス解消法として、飲みに行くという方は多いですよね。
過度な飲酒はアルコール依存症となるリスクがあるため、アルコールに頼りすぎるのはおすすめしません。
「寝つけに一杯」が、二杯、三杯と増え、結果睡眠の質が下がり、ストレスが溜まりやすくなることもあります。
アルコールには「判断力」や「運動機能」を低下させるというデメリットもあります。
ひどく酔った状態になると、ケガや人間関係のトラブルが生じることもあるため、お酒はほどほどを心がけましょう。
たばこの吸いすぎ
喫煙者の中にはストレスが溜まるとタバコの量が増える方もいると思います。
たばこもお酒同様に依存性があります。
ストレスからたばこを吸いすぎると肺がんのリスクも高まります。
たばこを吸って「ストレスが発散された」と感じるのは、ニコチンの離脱症状が和らぐからであり、ストレスが発散されているわけではありません。
仕事のストレス解消としてたばこに頼ってしまうと、今よりも健康を害することになるので、注意してください。
まとめ
誰もが一度は「仕事に行きたくない!」と思うことがあります。
魔法は使えなくても、まず仕事に行きたくない原因をつきとめ、その原因に対して自分に合った解決法を実践してみてください。
コメント