「転職活動をスムーズにすすめて、希望の仕事に就きたい!」
そんなあなたには、ハローワーク以外で転職活動をすすめることをおすすめします。
記事の内容
・ハローワーク以外で転職活動を進める理由
・ハローワーク以外の転職活動方
今回はハローワーク以外の転職活動についてご紹介します。
希望の条件で転職を叶えたいならハローワーク以外で転職活動することをおススメします。
ハローワークの求人には、ブラック企業が紛れ込んでいる可能性があることと、希望の条件に合った仕事を見つけることが難しいからです。
この記事で詳しく解説していきます。
ハローワーク以外での転職活動
転職活動を進める際にハローワークの利用を考える人もいると思いますが、転職活動をすすめるならハローワーク以外の方法をおすすめします。
ハローワーク以外で転職活動をおすすめする理由は以下の通りです。
ホワイト企業を見つけるのは難しいから
大手企業の求人は掲載されないことが多いから
企業と求職者のニーズが合わない傾向があるから
以上です。
ハローワークの求人からホワイト企業を見つけるのは難しいから
ハローワークの求人票の中にもいわゆるホワイト企業の募集もありますがその募集を見つけることは難しいといえます。
その理由は
- 基本どの企業でも求人掲載できブラック企業もまぎれる可能性が高い
- 無料で求人を掲載できるから
- ブラックの求人はずっと掲載されているから
- ハローワークを利用しない企業もあるから
詳しく解説します。
基本どの企業でも求人掲載できるためブラック企業もまぎれる可能性が高い
ブラック企業もハローワークを利用します。
ハローワークへの求人掲載の審査がそれほど厳しくなく、基本どのような企業も求人掲載できるからです。
求人掲載は事業所情報登録と求人申込み手続きを行い、法令に違反していない内容で必要な条件が明示されている求人であれば基本的に掲載が可能です。
そのためブラック企業の求人も掲載されます。
例外として、掲載を断れられるのは1年間に2回以上「最低賃金法」「労働基準法」に違反していたときや、男女雇用機会均等法などに違反していたとき不受理となることがあります。
しかし、違反があったとしても労働基準監督署に改善が認められれば半年後に掲載できるようになります。
厚生労働省の発表によると、平成30年度のハローワークの求人情報と実際の労働条件が違ったという申し出は6,811件。
そのうち事実確認ができたのは2,967件です。
入社後に労働条件や仕事内容が実際と違ったと感じている人が多くいることから「ハローワークの求人はブラックだ」という声につながっていると考えられます。
厚生労働省の是正指導などによって改善されているとはいっても未だ求人票とは異なる労働条件で働かせる会社は存在しています。
無料で求人を掲載できるから
ハローワークへの求人掲載は無料でできることもブラック企業が集まりやすい理由です。
採用コストをかけられない資金力のない企業や採用してもすぐに退職者がでるために再度求人を出している企業などもハローワークを利用します。
ブラック企業の求人はずっと掲載されているから
ホワイト企業の求人には多くの募集が殺到しすぐに採用が決まるので、求人情報が掲載されている期間も短期間で取り下げられます。
一方でブラック企業は労働条件が悪かったり、採用してもすぐに退職するなどして再度求人を掲載したりするので求人は残りがちです。
そのため「ハローワークの求人はブラック企業ばかり」と感じるユーザーが多いと考えられます。
ハローワークを利用しない企業もあるから
ハローワークではなく民間の職業紹介事業で採用活動を行っている大企業もあります。
その理由として、ハローワークに求人を出すと応募が殺到して対応が大変であることが挙げられます。
ハローワークでは不採用者に必ず通知を出さなければならず、希望者が出る度に紹介状を出してよいかハローワーク担当者から連絡が来るので何百人もの応募者が出る大企業では対応しきれないのです。
また、求めている人材を最初の段階で絞り込みたいという考えから、非公開で求人を出せる・企業とマッチした人材を紹介してもらえる・書類で足切りできる民間企業を利用する大企業が多くなっていると考えられます。
大手企業の求人は掲載されないことが多いから
大手の企業は、ハローワークよりも転職サイトに求人を出している場合がほとんどです。
特に非公開求人は転職エージェントが情報をもっています。
それは先にも述べた通り、応募が殺到し対応しきれないこと、また企業が求める人材とマッチした人を書類で見極めふるいにかけるためです。
転職サイトに求人を出す場合、費用がかかります。
つまり、「求人広告にかけられる予算」を持っている企業が転職サイトを利用します。
一方でハローワークは、無料で求人を出すことができるので予算が取れない企業でも掲載ができるのです。
企業と求職者のニーズが合わない傾向があるから
ハローワークの求人情報は、ハローワークに登録されている給与などの内容や企業のホームページ上のみであり企業の詳細については知ることは難しいです。
求職者にとって募集企業が本当に合っているのかどうか第三者の視点がないため客観的に求人を見ることができません。
そのため、いざ入社しても、「何か違う」と感じることがあるのです。
ハローワーク以外の転職活動方法
ハローワーク以外の転職活動には以下の方法があります。
- 友人・知人の紹介
- 転職サイト
- 転職エージェント
- SNSでの転職活動
- 企業サイトから応募する
それぞれについてメリットや探すときのポイントをお伝えします。
友人・知人の紹介
仕事を探す際に、友人や知人に紹介してもらうという方法があります。
知り合いの「ツテ」という言い方をしていましたが、今は「リファラル採用」と呼ばれています。
友人・知人の紹介メリット
友人、知人の紹介のメリットは以下の点が挙げられます。
- 紹介者を通じて入社前に実態がわかる
- 社員の満足度が高い会社である
- 選考が早い
ただし知り合いだからこその問題点もあります。
紹介者は働きやすい、よい会社、一緒に働きたいと思いあなたに紹介します。
しかしあなたにとって必ずしもよい会社とは限りません。
待遇や職場環境について、あなた自身がしっかりと判断することが大切です。
また、選考を辞退する場合や退職の際には気まずいと感じる可能性も。
今は友人関係であっても一緒に働き始めることで、職場では関係性が「先輩」あるいは「上司」になる場合もあります。
友人・知人からの紹介であるからこそ、きちんと考えてから受けましょう。
転職サイト
「転職しようかなぁ」と思っている方がハローワーク以外で最初にやることはネット検索ではないでしょうか?
検索すると、いろいろな転職サイトがあります。
転職サイトのメリット
転職サイトのメリットは以下のとおりです。
- スマホで、すぐに探せる
- 地域、業種や業界など幅広く検索して探せる
- 自分の能力や学歴などから働ける仕事を見つけやすい
転職サイトはネットで膨大な求人数を見ることができる一方で本当に自分に合う求人を見つけることが難しくなります。
有名なサイトは「リクナビNEXT」や「マイナビ転職」が挙げられます!
転職エージェント
転職エージェントは、転職したい人と採用したい企業の間に入り、転職活動をサポートしてくれるサービスです。
転職希望者には専属のエージェントがつき、希望の職種の紹介や履歴書・職務経歴書の添削などのサポートもしてくれます。
転職エージェントのメリット
転職エージェントのメリットは以下のとおりです。
- 専属の担当者が付き、アドバイスがもらえる
- やりたいことや自分に向いていることを相談できる
- 求人数が転職サイトよりも多い
- 独占求人や非公開求人など好条件の求人がある
- ほとんどの転職エージェントは無料
先ほども述べたように、転職エージェントは非公開求人をもっています。
非公開求人があることは大きなメリットです。
非公開求人は、その転職エージェントでしか紹介していない求人です。
優良企業の求人は、多くが非公開求人を使っているので、良い企業で働きたいなら転職エージェントを使った方が良いといえます。
また転職エージェントの多くは求人掲載前に会社訪問をしたり、社員に聞き取りを行ったりして、企業の実情を把握したうえで求人掲載を行っているので、詳しい企業の情報をしることができます。
SNSでの転職活動
近年はSNSでの転職活動をする人が増えています。
SNS採用を導入している企業も実際増えています。
SNSでの転職方法は、大きく分けて以下の2つ。
- 仕事用のSNSアカウントを作成し、オファーを待つ
- SNSで企業が公開している求人を探す
まずは「仕事用のSNSアカウントを作り、オファーを待つことになります。
SNS採用を行っている企業が求めている人材か否かを検討するのは、アカウントの「プロフィール欄」です。
プロフィールに経歴やスキル、資格、実績などの強みを記載し、企業にアピールしましょう。
「プライベートのSNSアカウント」の使用は避けるべきです。
プライベート情報をあげているアカウントでは、企業からのアプローチが届く可能性が低くなります。
二つ目は「SNSで企業が公開している求人を探す」。
興味がある企業のアカウントを検索したり、「ハッシュタグ」を使用してSNS内で求人を探すという方法もあります。
特に、X(旧Twitter)で求人を探すときには「#中途採用」「#正社員募集」「#転職」などで検索してみましょう。
ただ、便利で手軽に始められるSNSを使用した就職活動ですが、個人情報の取り扱いには注意が必要です。
SNSに載っている情報が本当に事実かを自分できちんと見定める必要があります。
やりとりしている相手のプロフィールや過去の投稿内容などは確認しましょう。
内容に不自然な点がある場合などは、慎重なやりとりを心がけてください。
この方法であればプライベートで使用しているアカウントで行っても問題ありません。
企業サイトから応募する
気になっている企業のサイトから直接応募する、という方法もあります。
企業のホームページには採用情報などの項目があり、そこからエントリーできる場合があります。
企業サイトから応募するメリット
企業サイトから応募するメリットは以下のとおりです。
- 求人の有無に関係なく、自分の希望する企業に応募できる
- 競争倍率が低い
求人サイトやハローワークに募集をかけていなくても、良い人がいたら採用したいと考えている企業は少なくありません。
求人を出していない会社でも採用に至るケースは多少なりともあります。
企業が採用を決めた理由は「自社についてしっかり調べてくれていると感じ、その熱意に感動したから」だそうです。
もし、働きたいと考えている企業が現在募集をしていないのであれば、直接サイトのお問い合わせページからコンタクトをとってみましょう。
ただしタイミングによっては人員が充足しているなどの理由で募集をかけていないということもあります。
その場合は採用に至らないことも。
まとめ
ハローワークで転職活動をするのは以下の理由からおススメしません。
- ホワイト企業を見つけるのは難しいから
- 大手企業の求人は掲載されないことが多いから
- 企業と求職者のニーズが合わない傾向があるから
またハローワーク以外で転職活動をすすめる方法は
- 友人・知人の紹介
- 転職サイト
- 転職エージェント
- SNSでの転職活動
- 企業サイトから応募する
以上の方法です。
ハローワークを利用した転職活動でも良い求人を見つけることは不可能ではありませんが、多くの人が利用でき、多くの企業が求人を掲載できることから、あなたの希望にあった企業をみつけることは困難といえます。
今では転職活動をすすめる方法はさまざまな方法・手段があります。
もっとも効率よく転職活動をすすめる方法は転職エージェントの利用だと思いますが、あなたに合った方法で転職を成功させてください。
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