毎回、きちんと洗濯しているはずなのに、なんだか仕上がりに満足できない、もともと色の白い洗濯物はだんだん黄ばんでくるし、だからといって何度も洗濯するのは時間もかかるし衣類も傷みそうだし…(+o+)
洗濯についてはいろいろと頭を悩まされることありますよね。
毎日やる家事だからこそ効率よく、ストレスなく洗濯するために、洗浄力を上げるための方法についてまとめてみました。
洗濯で洗浄力を上げる洗剤はこれだ!
まず洗濯でつかう洗剤はどういったものが洗浄力が高いのか?
洗剤には多くの種類があり、どれがいいのか正直迷ってしまいますよね?
結論から言うと洗浄力の高い洗剤は粉末タイプです。
洗剤の種類には…
- 液体タイプ
- 粉末タイプ
- ジェルボールタイプ
以上の3つのタイプがあります。
衣類汚れの原因は、人の体から出る汗や皮脂などで、この汗や皮脂は酸性になります。
酸性に対しては、アルカリ性の洗剤が洗浄力は高く、アルカリ性の洗剤の多くは粉末タイプのもので、液体洗剤は中性が多いのです。
洗剤の裏の成分表示のところには必ず液性という欄があり、酸性・アルカリ性・中性、いずれかの液性か書いてあるので、チェックしてみて下さい。
また液体洗剤のもののなかには、弱アルカリ性の液体洗剤もありますが、粉末洗剤と違い水に溶けるとほぼ中性になってしまいますので覚えておくようにしましょう。
洗剤の洗浄力を発揮するには?
洗剤をアルカリ性のものにしても、しっかり溶けていないと洗浄力が発揮されません。
洗剤はとけていない状態では浮いているホコリと同じでまったく洗浄力にならず洗濯槽に残ってカビの原因にもなります(液体洗剤も同様)
洗剤を溶かす方法としては、洗濯物を入れない状態で水(お湯)と洗剤だけで数分間回してから洗濯するようにすると洗浄力アップして溶け残りもなくすっきりすすげて洗濯槽もかびなくなります。
洗濯の時間がなければ、洗濯が終わったあとに次の分の洗剤をいれて「洗い」のみ10分くらいに設定してスタートして放っておき、次の日そこに洗濯ものをいれて洗濯開始するという方法もあります。
洗濯は水温によって洗浄力が上がる
洗濯は、冷たい水でもできますが、じつは洗剤の効果があまり発揮されません。
洗濯洗剤に入っている酵素がいちばん働く水温は40度程度で、酸素系漂白剤の漂白除菌効果を最も発揮する水温は40〜50度の範囲です。
水温が高いほど、汚れが浮き上がり、汚れが落ちやすいです。
これは洗濯物についた皮脂汚れ自体、低温で固まるアブラです。
バターを想像してみてください。
体温より温かいお湯で洗うことで皮脂もゆるんで落ちやすくなるということです。
水温で注意しないといけないこと
水温で注意しないといけないこともあります。
それは洗濯物のタグをチェックすると、洗濯の際の温度上限が書いてある場合があります。
40度まで、30度までというマークのついた衣類もあり、あまり高温で洗うと変質や変形、色落ちのおそれがありますのでしっかりチェックしましょう。
これらをふまえて、水温は30〜40度くらいが色々な意味でちょうどいいのでは、と思います。
手間なく温かい水温で洗濯するならお風呂の残り湯を使うのがいちばん効率的ですね!
残り湯を使うことに対して残り湯の雑菌を気にする人がいますが、きちんと洗剤をとかして洗濯していれば残り湯の汚れも一緒に洗剤が取り込んで流れていき最後にきれいな水道水ですすげば問題ありません。
その他の洗濯で洗浄力を上げる方法
柔軟剤の多様はかえって洗浄力は落ち臭いの原因にも
洗濯物の臭いが気になるからと柔軟剤を多用していませんか?
柔軟剤に含まれている界面活性剤と洗剤は真逆の性質なので、混ざると、洗剤の効果が弱くなります。
ですので、臭いが気になるからと柔軟剤を多くつかうと、繊維に残った柔軟剤が洗剤の洗浄力を低下させ、皮脂汚れが落ちにくくなり、かえって雑臭菌の原因になるので、柔軟剤の使い過ぎには注意しましょう。
柔軟剤は最終すすぎで入れて、繊維に残して仕上げるもので、一回洗濯したくらいでは落ちません。
柔軟剤は3~4回の選択に一回の使用で効果は十分持続します。
使う際も規定量以上入れないように注意しましょう。
洗浄力を上げるために水の量にも注意
洗濯物の汚れをしっかりおとすことを考えると水の量についても注意しましょう。
洗濯物に対して、水量が少ないとちゃんと汚れを落とすことは出来ません。
最近の洗濯機は各メーカの節水競争が激しく、「標準コース」の使用水量が極端に少ないので洗濯機の自動計量に任せず、手動で水の量をおおめに設定しなおしましょう。
まとめ
いかがでしたか?洗濯機での洗浄力を上げるには、洗剤は粉末タイプのアルカリ性のもの、水温は水道水ではなく、30~40度の水温にすることで、皮脂汚れがゆるみ落ちやすくなります。
その他に柔軟剤の使用や水量にいきをつけ、洗濯するだけで、仕上がりがきれいになります。参考にしてくださいね!
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